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歌を忘れたカナリアは [政治、経済]

 アーミテージ報告 同盟強化へ日本は奮起を
 
アーミテージ元米国務副長官ら超党派の知日派による新たな報告は、中国や北朝鮮の脅威の高まりを直視し、日米同盟の危機を克服するために日本の奮起を促したことが最大の特徴といえる。  とりわけアジア太平洋の安定に不可欠な同盟が日本の混迷により「危機に瀕(ひん)している」との厳しい指摘を深刻に受け止めたい。  現実に北方領土、尖閣諸島、竹島などで日本の弱さにつけ込む動きが急増している。日本が自らの潜在力をフルに発揮し、「より強固で対等な同盟」を目指すよう改めて求めている点も、極めて妥当というべきだ。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120819/plc12081903150002-n1.htm



 蛮行をお目こぼし 世論戦で再び敗北
 
「中国も韓国もロシアも今後は何をやっても日本の話を聞く必要がない状況になった。国を守ることを考えず党内の政治闘争だけやっている民主党政権が続いたことはこの国の不幸だ」

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120818/plc12081800160000-n1.htm


 活動家ら強制送還 侵犯許さぬ領域警備法を
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120818/plc12081803090005-n1.htm


  失政続きの政権
 
民主党政権が発足してほぼ3年になるが、実現させたのは公約にまったくなかった消費税増税だけ。失政続きの政権を衆院解散に追い込めなかった自民党も情けない。永田町では11月総選挙が噂されているが、それでは遅い。民主党政権が一日でも長く続けば続くほど、この国は病み衰えてしまう。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120818/plc12081803070003-n1.htm


 靖国と野田内閣 首相の責務放棄は残念だ
 
繰り返すまでもないが、首相が国民を代表して戦死者の霊に哀悼の意を捧(ささ)げることは、国を守るという観点からも、重要な国家指導者の責務である。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120817/plc12081703070005-n1.htm

  “配慮”が招いた危機 中韓露の対日包囲網
 
平成21(2009)年の政権交代から3年。民主党政権の「外交漂流」によって日米同盟は大きくぐらつき、中国、韓国、ロシアに付け入る隙を与えた。  「『最低でも県外』みたいなことを言って、日米同盟を揺るがせたからロシアや韓国の大統領が(北方領土や竹島に)来る。今回のような(香港活動家の強制送還という)対応になる」

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120819/plc12081913540007-n1.htm


 竹島領有権 手段尽くし正当性訴えよ
 日本固有の領土である竹島への李明博韓国大統領の上陸強行を受け、野田佳彦政権が領有権を唱えて国際司法裁判所(ICJ)に単独でも提訴することを歓迎したい。  藤村修官房長官は「わが国の主権に関わる重大な問題と認識し、毅然(きぜん)とした対応措置をとる」と提訴理由を説明した。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120819/plc12081903150003-n2.htm

 李明博韓国大統領は、就任時、日韓関係を「過去に捉われ、未来を失ってはならない」と発言した。今回の常軌を逸する豹変は、国際社会から見れば、自らと自国の明日を自滅に追い込む愚挙になるかもしれない。

 
 しかし、それにしても、北方領土、尖閣、竹島等の領土問題は、民主党、前鳩山首相に始まる、日米同盟の侵害、弱体化につけ込まれた代償なのだ。

 この政権が、国家を背負うだけの力量がないことを見抜いたのだ。

 野田首相の後ろ向きの国家観や靖国参拝をも否定する政権の実態を見透かされ、ソ連、中国、韓国になめきられている。


 ”歌を忘れたカナリアは”という唱歌がある。

 国旗国歌」に反対、国家の尊厳も、目標も忘れた民主党野田政権、世界から二流国扱いされ、領土問題では、ソ連、中国、韓国が、やりたい放題だ。


 民主党売国政権の特質は、国民の信を置き去りにした自己中心の身勝手さと傲慢さだ。世界や実社会を動かす見識や知恵を持たず、自らの真の姿が見えていないことだ。

 プロの将棋の先生方は、重大局面では将棋盤をさかさまにし、相手陣営に立って見ると、自陣の形勢と大局が全く違って見えてくる事があるという。


 世界の国々は、それぞれ建国の歴史と国家目標と国是を持つ。

 日本は、建国の歴史も国が掲げる標語も学校では教えない。背負うものを持たぬ国民は不幸である。

 愚劣かつ迷走する政権与党は、国家への軸足を外し、国家観をゆがめている。

 フランス国家の標語、自由、平等、博愛、はあまりにも有名であるが、パリ市民の標語は、揺らげども沈まず、である。

 EUは、多様性における統一、を掲げる。

 アメリカは、In god we trust、そして、多数からなる一つ。


 イギリスは、 神と私の権利

 ドイツは、 統一と正義と自由

 オランダは、 will stand fast

 スイスは、One for all, all for one

 スペインは、Further beyond

 カナダは、海から海へ。

 ブラジルは、秩序と進歩。
 

 キューバは、祖国か 死か。


 わが日本国の標語欄には「なし」と記入されている。 「生活第一」や「最小不幸の社会」ではサマにならない。 世界の友との連帯に立ち、生き残るために立ち向かうべき課題と希望を示さねばならない。


 その他は、Wikipedia  「国と地域の標語一覧」をご参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E3%81%A8%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%81%AE%E6%A8%99%E8%AA%9E%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7


 日本には、2/11、「建国記念の日」と言う祝日があるが、建国の歴史が定かでない。


 この国の心、日本の心とは、一体何なのだろうか。


 司馬遼太郎氏が「坂の上の雲」で魅せた日本人の気概と憧れは、どこへ行ってしまったのだろうか。


 敷島の大和ごころを人問はば 朝日ににほふ 山櫻ばな
 本居宣長

  このやまと歌を、色あせた時代の歌と言うなかれ。時代を超えて色あせず輝くものがある。この歌の心を詠み取る感性を失ったとき日本の衰退が始まる。

  友常貴仁氏にならっていえば、「捨てるもの、残すべきものの選択を誤った民族」は生き残ることは出来るのだろうか。

 
大和心とは、われわれ日本人の奥深い生き方を表したものである。朝霧宿る深山の山桜のすがすがしさをいつも心に止めおかねばならない勢いが、大和心なのである。孤高の正義である。  われわれの魂とは、「やまとこころ」の調和であり、国風化する力であり、ものに動じぬ直観力であった。   大和古流二十世当主 友常貴仁 「一の秘法」より引用


 「若きサムライのために」、三島由紀夫氏の次代への遺言である。
 
若者よ、高貴なる野蛮人たれ!平和ボケと現状否定を厳しく排し、日本を問い、文化を問い、生き方を問う、毒と先見に満ちた提言

 
男の生活と肉体は、危機に向って絶えず振りしぼられた弓のように緊張していなければならない―。平和ボケと現状肯定に寝そべる世相を蔑し、ニセ文化人の「お茶漬ナショナリズム」を罵り、死を賭す覚悟なき学生運動に揺れる学園を「動物園」と皮肉る、挑発と警世の書。死の一年前に刊行された、次代への遺言。


 
 世界の友とともに立つために、一国平和主義から脱却し、他者への貢献と義務を果たせ。世界は混とんとしている。解決のための方策は容易には見つからない。公につくものは他者のために自己を捨て、常にどうすべきかを考え抜くことだ。

 一国平和主義、戦後民主主義は、世界と時代に対し、命を賭ける勇気を失った日本人が、生き延びるために手に入れた欺瞞の方便に過ぎない。

 それらは激動の時代を、紛争の時代を解決する処方箋にはならない。吾々には、国の明日を切り開くべく与えられた使命を果たす義務がある。



参考図書

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