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ふるさと [社会]

 心に染みる「ふるさと」

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/120520/trd12052008180003-n1.htm


 東京都庁の最上階展望室から東京が360度一望できる。灰色のビルが林立し、視界の中に緑は殆ど見えない。

 眼下に、明治神宮が見下ろせるが、ここだけぽっかり鬱蒼とした森が広がる。

 時の先人達が100年先を見据えて植樹した鎮守の森である。先人達の叡智により明治の森は残ったが、その時代が掲げた教育や志は置き去りにされ、今、人心は大きな夢をなくした。


 国の百年の将来を見据え、教育を最優先させた長岡藩の精神に、米百俵精神がある。前小泉首相がよく提唱された言葉である。

 今、志や夢を持てない子供達が多い。家庭教育もできない親達の怠慢であるが、その根底にある教育の立て直しが急務だという。

 教育崩壊で、国の規範のたがが緩み官僚、政治家ともにゆるぎなき明日の指針と志を見失ってしまった。

 民主党 輿石幹事長は、税と社会保障の一体改革に於いて、政治家の身を切る改革を押し進めれば、生活ができなくなってしまう、と言う。

 この根っこには、日教組と結託する輿石幹事長が、教師は労働者、政治的中立はない、という持論がある。冗談ではない。政治家は労働者ではない筈だ。

 国旗国歌に反対し、公を忘れた民主党政権が、国の明日を切り開くことは難しい。


 地球環境を存続させる為、森の再生、循環が叫ばれている。この再生は教育の再生とも合い通じるものがある。

 森の恵みから生まれる炭の備長炭は、遠赤外線放射、湿度調整、空気清浄脱臭効果等が証明され人気が高い。

 備長炭は、数十年に渡るウバメガシの原木の育成から始まるという。

 山の原木は、雑木とウバメガシとの生育のバランスにあると聞く。このバランスをうまく管理して枝を落とし、間伐を繰り返し、炭焼きに適した木を育てて行く地道な努力が山を育てる。

 今、この地道な努力を嫌い、後継者不足で、荒れ放題の山が増えているという。 

 鎮守の森が、100年をかけて命を育むように、人間の苗木、ふるさとの子供達が元気に、健全に育つためにも、親達は先人たちの遺した森と命の循環再生の物語を聞かせたい。

 ふるさと復興に懸命に取り組む被災者たちの活動、7億円を超えた尖閣諸島買い取りへの寄付金等は、浅はかな政府への危機感の現れだという。

 ふるさと

 兎(うさぎ)追いし かの山

 小鮒(こぶな)釣りし かの川

 
 如何(いか)にいます 父母

 恙無(つつがな)しや 友垣


 志を 果たして

 いつの日にか 帰らん


 前記事があります。山谷えり子氏 志を立つ気概 よろしければどうぞ。

 教育再生へ志を立つ!


参考図書

森、里、川、海をつなぐ自然再生―全国13事例が語るもの
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