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国家への責任 [政治、経済]

 日本再生の年頭に 拓殖大学総長・学長 渡辺利夫
   
 
≪国家観なき政府とは対照的≫  それにしては、日本の執権政党の指導部が胸中に潜ませている、国家に対するあの「反感情」は何なのか。

 
反国家集団を権力の内側に呼び込みかねない「人権侵害救済法」や「定住外国人地方参政権付与法」など、まっとうな国家観を持つ者からは出てくるはずもない危うい法案が想定されてもいる。東日本大震災という一大悲劇に遭遇してなお、共同体と国家に対しこうもあからさまな反感情を募らせる政党に、私どもは政治権力をたっぷりと与えているのである。

 引用記事全文記事
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/120113/bks12011303160000-n3.htm
 野田改造内閣 増税以外の懸案どうした 危機意識なき「融和」を憂う
 
国家の危機となっている米軍普天間飛行場移設問題などを担う防衛相に、安全保障分野で実績の乏しい田中直紀氏を起用したことは、懸案を解決する姿勢をみせたとはいえない。相変わらず「党内融和」路線を維持した格好であり、極めて残念だ。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120114/plc12011403210006-n1.htm

 民主党はもはや分裂した方がいい
 
民主党政権は平成21年8月の総選挙の結果、政権交代を果たして発足しましたが、それから2年余りたって、民主党政権がマニフェスト(政権公約)のほとんどをほごにし、国民の期待を裏切ってきたからです。

 それで今後、民主党が生まれ変わってきちんと政権運営できればいいですが、私はもはや無理だと判断しています。したがって「政権交代」という名のもとの「民主党」という“大実験”は失敗に終わったのです。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120114/stt12011412010009-n1.htm

 橋下市長、国歌斉唱条例案の作成指示 学校行事で起立義務づけ

 
卒業式や入学式などで国歌斉唱時に、教職員に起立斉唱を義務付ける条例案は、橋下市長が知事時代に大阪府で全国で初めて成立。条例では、次代を担う子供が伝統を尊重し、国と郷土を愛する意識を高めることを目的に掲げ、国歌斉唱時の起立などを義務付けた。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120113/lcl12011314470001-n1.htm

 それにしても、国歌斉唱時の起立や愛国心の法規制は、日本の教育の方向が偏向しているからではないのだろうか。

  岡田副総理は、この内閣は、明日の国家への責任を負う、と言った。

 しかし、党綱領も定めず、国家運営能力、人材、力量、見識共に底が割れた民主党には、もはや政権党たる存在理由はどこにも見当たらない。

 民主党の半数を超える人間が、国旗国歌法に反対し、国に弓を弾くような法案の賛成者たちである。マニフェストおよびインデックス、日教組との連携等をつぶさに見れば、彼らの軸足の根幹が解かる。

 前菅政権では、菅直人は、君が代は歌わず、北沢大臣は、記者会見の壇上に上がるときも、降りるときも国旗に対して頭を下げなかった。


 公に尽くすべき為政者たちが、国家より軸足を外し、見せかけの言葉で尤もらしいことを言っても、信用には値しない。

 増税一辺倒で、この国の経済成長戦略、ものづくり、雇用、明日のエネルギー等について語らず、国が立っていけるのだろうか。


 「問題閣僚」次々と退場 ころころ代わり信頼築けず
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120114/stt12011408180008-n1.htm


 「素人の次は素人」 沖縄は普天間の「本気度」疑う
 
田中直紀氏の防衛相就任には驚きと困惑の声が広がっている。安全保障に「素人」だった一川保夫氏の後任には精通した人材が起用されるとみられていたからだ。懸案の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題のかじ取りを任せるには適材とはいえず、沖縄県では野田佳彦首相の「本気度」を疑問視している。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120113/plc12011323440030-n1.htm

 ついに「本丸」菅前首相からヒアリング、原発事故の民間調査委
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120114/plc12011422500024-n1.htm


 安倍前首相は、弓道をたしなむ。” 戦後レジーム”からの脱却を目指した数少ない首相の一人であった。

「弓と禅 改版」というドイツ人哲学者が書いた本がある。世の為政者たち、国の明日を見据えて、私情を捨て、この無心の境地に立ち返ってほしい。

 「笹の葉に積もった雪が自然に落ちるように射なさい」

 「的にあてることを考えるな、ただ弓を引き矢が離れるのを待って射あてるのだ」

 「無心になろうと努めるな。故意に無心になればこれ以上進むことはできない」

 民族の文化、精神が違う、ドイツ人の著者にとっては、不可解な師の言葉を乗り越えて、無の境地に至る過程を描いた驚嘆の書である。

 吾々、弓道も禅も門外漢の人間でも、この本は、深い生き方の手本になる。かって白鳳が連勝を続けているとき、「勝つ相撲は取らない」と意味深なことを言ったことがある。

 勝負にも、生き方にも、息をも止める無心の「呼吸」があるようだ。

 Youtube 動画再生 山谷えり子 拉致と領土と戦後レジーム 

 


参考図書

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