自らをマネジメントせよ! [政治、経済]
自らをマネジメントせよ! マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニックである。 国家運営は、民主党素人政権が、見よう見まね、思い付きでできるほど甘くない。
TPP交渉参加はなぜ危険か 「開国せよ」の悪質さ
経済活動は、いくつかの「生産要素」を使って「生産」を行い「生産物」を市場で配分してゆく。「生産要素」の代表は「労働」「資本」「土地・資源」であり、さらにそれらを機能させるための装置というべき「交通ネットワーク」「医療・教育」「食糧」「社会秩序・安全性」「人間関係・組織」も広義の生産要素である。
確かに、生産物は、多くの場合、市場の自由競争に委ねてもよい。しかし、生産要素は容易には市場化できないし、そうすべきではない。生産要素が不安定化すると、生産体系まで不安定化するからだ。
人間の社会生活に密接に関連した生産要素や公共的資産を自由な市場取引から保護することは、決して「特異」で「閉鎖的」な経済観とは思われない。それを「国を開くか、閉ざすかの選択だ」などというレトリックでごまかすわけにはいかない。
引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111121/fnc11112103370000-n1.htm
今回のTPP交渉は、この画一的、一方的ルールによって交渉が進められる。政府民主党の弱体素人政権では対等に渡り合うことはできない。この国の将来の立ち位置、スタンスに、しっかりした軸足を持たぬ政府のもとで交渉を進めるわけにはいかない。この組閣メンバーでは戦う前に勝負あった、である。
せっかく手に入れた政権だから、と言って政権にしがみつき、国の根幹に触れ、国論を二分するほどの交渉参加の是非も、国民の信を問わずに済ませるのは、まさに詐欺政権ではなかろうか。
思い出してほしい。野党時代の菅直人は、「国民に信を問はないのは、勇気がないからだ」と前麻生内閣にしきりにかみついた。
野田さん「閣僚は不適所どころか、そもそも不適材です」
引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111119/stt11111918010002-n1.htm
一川防衛相 罷免に値する非礼発言だ
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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111119/plc11111903140000-n1.htm
国会が事業仕分け 「本家」の実効性に疑問符 20日から提言型政策仕分け
引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111117/plc11111701040001-n2.htm
ブータン国王夫妻、被災児童と交流 「経験積み人格という竜を養って」
引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111121/dst11112109240006-n1.htm
第4弾、深化と言うが、仕分けする人間自身が、前回どうりで深化せず浅はかな輩達では意味がない。相変わらず、1ばんも2番も仕分けられぬまま、茶番を繰り返すのはいい加減にしてほしい。
不勉強、実力、力量まるでなく、会議ばかりを立ち上げ、見せかけの政治主導、御用聞き内閣だ。
「安全保障に関しては素人だが、これが本当のシビリアンコントロールだ.」 (一川大臣)
「普天間迷走は民主主義のコスト」 (北沢大臣)
国家の安全保障を担う民主党閣僚たる者が、自己弁護か、党弁護かに汲々として発言したらしいが、閣僚としての実力、人間としての見識のなさに唖然とする。
民主党の迷走により、国民の多くが、国の安全保障に不安を抱き、沖縄県の民心を踏みにじり、さらに日米安保に深い亀裂を作った。
そのツケが、尖閣、北方領土問題に波及した。普天間の迷走は、TPP参加への代償として飛び火したと聞く。
平成の開国、TPPは日本の主権の問題。国論を二分する大問題は、国民にその信を問うべきではないのか。
前原大臣は、先の堀江メール以来、ほとんど成長せず、「言うだけ番長」のレッテルまで貼られた。
「一流たちの金言」という本がある。
この中に、東大出身の雀鬼会会長、 桜井章一氏の「準備、実行、後始末」という項目がある。原子炉災害後始末がまさにこの工程表である。
仕事を進める要諦について「段取り八分」とよく言われる。準備、段取りがいかに重要かである。
民主党の政権運営は、まずこの「準備、段取り」がない。いきなり思い付きの政策をぶち上げる。当然「実行」に支障が出る。「後始末」ができず迷走する。
普天間、八ッ場ダム、TPP、まさにこの縮図である。突然の思いつき、ぶち上げ、迷走、後始末なし。これで、民主主義のコスト」、などとうそぶく。まさに究極の詐欺政権だ。民心不在に気づき、天に恥じ、即刻退場すべきであろう
ブータン流国家戦略に「足るを知る」がある。
東北大震災発生時、石原都知事は「天罰だ」と言ったが、マスコミは、被災者の心を踏みにじる発言だとしてかみついた。
これは全く見当違いで、自然の脅威が天罰ではなく、石原氏が常日頃提起する、足るを知る精神を以って、欲望の際限のない暴走を戒める発言なのだ。発言の趣旨を理解できず見当違いの攻撃をするマスコミの拙劣なる浅はかさは情けない限りだ。
民主党政権交代や、TPP開国を一方的に担ぐマスコミの風潮の背後にあるものは一体何であろうか。マイケル・サンデル氏に言わせるまでもなく、正義は多様である。報道の偏向は許されない筈だ。
Youtube 動画再生 三橋貴明 主権侵害、恐るべきTPP
参考図書
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