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見識、資質が問われる! [政治、経済]

 防衛相の晩餐会欠席 「ブータン国王よりもこっちが大事」 野党徹底追及の構え
 
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111117/stt11111722420013-n1.htm


 危機感なき防衛相 政府の低い安保認識、象徴
 
アジア太平洋の安全保障環境が大きく変わりつつある中、民主党政権の安保・防衛問題への認識の薄さがまた浮き彫りになった。宮中晩餐(ばんさん)会より同僚のパーティーを「大事」と言い放った一川保夫防衛相は防衛政策でも「素人」を公言しており、野田佳彦首相は任命責任を免れない。

 引用記事全文
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111118-00000098-san-pol


 防衛相の晩餐会欠席 「政権全体の問題」と自民・谷垣総裁 
「閣僚として国賓をどう迎えるかということの基本的姿勢がしっかりしていない。政権全体の問題だ」

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111117/stt11111718360012-n1.htm

 防衛相の晩餐会欠席 「片手間で大臣では困る」と自民・小野寺氏
 
小野寺氏は「被災地の人間として、ブータンには大変支援をいただいた。被災地のために非常に頑張ってもらった自衛隊の長という意味でも本当は出てほしかった」と語った。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111117/stt11111716120005-n1.htm

  みんな・渡辺代表「けしからん大臣が出たのは言語道断」 民主党政権の政治の劣化と指摘
 
「そういう輩(やから)が防衛大臣をやっているところに民主党政権の政治の劣化がよくあらわれている」とも語り、国会で追及していく考えを示した。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111118/plc11111814350010-n1.htm


 産経抄
 
気品と威厳ではなく、下品と無知を兼ね備えた廷臣も多い。晩餐会をすっぽかし、民主党議員のカネ集めパーティーに出て「こちらの方が大事だ」とうそぶいた一川保夫防衛相もその一人だ。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/column/topics/column-14576-t1.htm


 一川保夫防衛相は、これで大人なのかと、目も耳も疑われる。開いた口がふさがらない、親の顔が見たい、がぴったりの大臣だ。国家より党、党より自分を優先、職責も、任務もはき違え、勘違いも甚だしい。


 公の意識が希薄では国を背負う大臣たり得ない。即刻自ら辞任すべきだ。

 謝罪をして済ますというなら、総理の任命責任というより、閣僚の人間性すら見抜けぬリーダーとしての資質が疑われる。民主党にはこんな人材しかいないのだろうか。組閣は、学級委員のみんなの人気投票選出とはわけが違う。

 一国の首相が、この組閣で何をやりたいのか、何をやりぬく覚悟があるのか、組閣はその証しである。鳩山、菅、野田政権、3代続いての根無しの操り売国政権である。

 TPP参加と言わず、参加への協議だという詭弁を使い、党も国民も欺く前代未聞の嘘まみれ、二枚舌政権だ。 

 民主党全体が、世界と国民を欺き、礼も信も欠く、と言う認識も見識も希薄なのだ。国民不在の政治をのうのうと続ける不遜さは見苦しい限りだ。


 「危機感なき防衛相」、シビリアンコントロールを取り違え、素人丸出しを露呈したが、民主党全体の体質が不勉強、不見識、非礼の塊なのだ。


 ブータン国王夫妻の歓迎 式典では、陸上自衛隊、儀仗隊によるブータン国王への栄誉礼が行われた。本来なら、自衛隊の長である一川大臣は、進んでこの儀式にも出席するべきなのだろう。

 党の政治資金パーティーの方が大事だと言って、この儀式を欠席した。この身勝手、浅はかな非礼に言葉もない。
 
 遠路はるばる来日された親日国、ブータン国王、王妃夫妻には、この非礼を詫び、国民全体の敬意を表したい。

 東北大震災に100万ドルの寄付を頂いた。まさにわが身に降りかかる災害の痛みとした、友へのお見舞いである。

 友を気遣う、つつましき国の大きな贈り物であろう。

 この感性に比し、客人に対する礼を失する一川大臣のがさつさは、豊かなる人格からは遠い人間としての欠陥である。「ブータン国王よりもこっちが大事」、まともな大人の判断すらできないのだ。

 若干31歳の国王が、国を背負って立っているのに比し、日本の防衛大臣、70歳近い大人が、なぜ小学生以下の判断しかできないのだろうか。民主党にはこんな輩が多い。

 宇都隆史議員の一川大臣への国会質疑応答を見ていると、防衛大臣としての使命感も誇りもない、不謹慎さと挙動不審さに背筋が凍る思いがする。

 こんな大臣が国を背負って危機管理の大きな仕事ができるわけがない。即刻退場願いたい。こんな政権が居座ることが悲しい。


 ブータン国王夫妻 被災地訪問 NHKニュース 11月18日 18時50分

 ブータン国王は、子どもたちに、「龍を見たことがありますか」と問いかけた。
 
ワンチュク国王は、ブータンの国旗に描かれ国のシンボルともなっている「竜」の物語を引用し、「竜は私たちみんなの心の中に居て、『経験』を食べて成長します。だから、私たちは日増しに強くなるのです」と述べ、児童たちを励ましました。

 NHKニュース 引用記事全文
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111118/t10014058591000.html


 2008-08-06付にて、ブータンに関し、「国民総幸福量(GNH)」の記事を投稿した。


 以下、再掲記事です。よろしければどうぞ。


 世界のグローバリズムと一線を画し、インドと中国に挟まれたヒマラヤの麓にチベット仏教を国教とする王国、ブータン王国がある。

 昭和天皇崩御の際、大喪の礼に参列、喪に服して頂いた親日国である。

 『今、この国は、国民総幸福量(GNH)という独自の国家戦略を打ち出している。

 国民総生産(GNP)より(GNH)だという。

 「ブータン流国家戦略とは

 1)道路と電力の開発

 2)教育、医療の無料化

 3)功利主義経済学批判

 4)グローバリズムへの警戒

 5)自己啓発と伝統文化の維持

 6)自然環境の保全

 7)足るを知る仏教経済学の尊重

 などの具体的政策目標を伴う」

 人口も資源も限られた小国が物質的指標のみに依拠していれば、容易に負け組に転落する』

 (産経新聞、『』内、論説委員長、千野境子氏 記事より抜粋)

 この国の農業に、半生をかけた男がいる。

 西岡京治、ブータン国王より、高位の「ダショー」を贈られた唯一の外国人だという。

 1964年、海外技術協力事業団(現国際協力機構)の農業指導者として夫人とともに赴任。28年間、ブータンの農業開発に尽力した。

 この国古来よりの焼畑農法は、森を焼き、畑を作り、大地を転々とする繰り返しであった。

 西岡は、従来の焼畑農業から、五ケ年計画で、水路を作り、水田を作り、森を、国土を守り、村人たちを大地へ根付かせていった。

 1992年、西岡は、帰国を前にして敗血症にかかりその生涯を閉じた。

 西岡の献身的な貢献に対し、「国の恩人」として国王より「ダショー」の称号をを贈られ、パロでの葬儀には、王族、政府要人、村人たちが、長い葬列を作り別れを惜しんだという。

 夫人の里子さんは、その日、パロ谷には丘いっぱいに桃の花が咲いていた。、まさに西岡が夢見た日本の里山に見るような風景が根付いていたのであろう、と言った。

  「春の苑紅(そのくれない)にほふ桃の花下照(したで)る道に出(い)で立つ娘子(をとめ)」

 万葉集十九の巻頭にある”大友家持の歌”、まさに西岡京治、里子さん夫妻にふさわしい光景であろうか。


Youtube 皇太子さま、ブータン国王夫妻の歓迎 式典






 ニコニコ動画 宇都隆史議員、一川防衛相を糺す!
  



参考図書

ブータンの朝日に夢をのせて―ヒマラヤの王国で真の国際協力をとげた西岡京治の物語 (くもんのノンフィクション・愛のシリーズ)
ブータンの朝日に夢をのせて―ヒマラヤの王国で真の国際協力をとげた西岡京治の物語 (くもんのノンフィクション・愛のシリーズ)木暮 正夫

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