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国難より延命の茶番劇 [政治、経済]











 怒り爆発 鳩山氏「首相はペテン師」発言詳報

 
民主党の鳩山由紀夫前首相は3日午前、都内の私邸前で記者団の取材に応じ、確認書を交わしたにもかかわらず退陣時期を明言しない首相を「政治家同士の約束を守れないのならペテン師だ」と激しく批判した。


 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110603/plc11060315020018-n1.htm


 鳩山前首相 独占インタビュー「男として、人間として、あるまじき態度だ」

「菅首相では、この国難は乗り切れない。他人の言うことを聞かず、イエスマンしか近くに置かない。意見した人間には怒鳴り散らして、徹底的に排除する。自分で責任は取らず、他人に押し付ける。この1年で、官僚は面従腹背になった。信頼関係が欠如している。震災・原発事故への対応が遅れているが、菅首相に大きな原因がある」


 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110603/stt11060321010010-n1.htm


  「死して屍拾う者なし…」 証明された「誠意なき」首相

そこに「誠意」の「せ」の字もない。卑怯(ひきょう)で姑息(こそく)と言わずに何というのか。  首相が愚弄したのは首相の延命に手を貸すピエロを演じた鳩山氏だけではない。首相の意思を尊重し不信任決議案に反対票を投じた党所属議員、そしてその背後にいる有権者も等しくこけにしたのである。


 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110604/plc11060401310001-n3.htm

被災地首長から厳しい声「ただ不快」「興味なし」 

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 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110603/stt11060309350003-n1.htm

 「嘘つくな!」と自民・石破政調会長 

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 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110603/stt11060309470005-n1.htm


 究極の延命策 “死んだふり続投”

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110603/stt11060301540001-n1.htm


 菅氏、改めて辞任約束を否定

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 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110603/plc11060311410011-n1.htm

 続投宣言に反発強まる一方

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110603/plc11060312050012-n1.htm


 「6月いっぱいがめど」 退陣時期で松本防災相

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110603/plc11060315320019-n1.htm


 賛成の松木、横粂両氏は除籍へ
 
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110602/plc11060219230031-n1.htm

 除籍されるべきは、うそつき、ペテン師、無能な菅直人だ! 有能なのは保身と弁解だけ。言うこともよくわからない。 「一定のメド」とは一体何なのだろうか。


 土壇場で開かれた民主党代議士会では、国難を語るより、自民党政治に戻してはならないとして、原発事故も被災者対策も置き去りにし、政権の延命のため、反対票を投じるよう一致団結を求めた。

 一夜明ければ、辞任約束を否定する茶番劇となった。

この茶番舞台で、良識ある行動をとったお二人、賛成票を投じ、事の本質を見抜いた松木、横粂両氏には、今後のご健闘を期待したい。


  まさに 「人としてどうか」は、医師、桜井充財務副大臣の、菅直人の本質を見抜いた言葉だ。人格、言動、行動全てに問題ありとみる。 国家観無き一国のリーダーとしては不適格だということだ。

 それにしても、前日まで辞表を提出したり、賛成を表明していた議員達が、ころりと寝返る、恥ずかしくないのだろうか。


 孔子は、「子曰く、能く礼譲を以って国を為めんか。何かあらん。礼譲を以って国を為むる能わざれば、礼を如何せんや」、と説く。 
 
 国を治むるもの、礼儀と謙譲を忘れてはならない。孔子は虚礼を戒め、「礼譲」を説いた。

 国民の信を失っても総理の椅子にしがみつく非礼、民主党政権が決定的に欠くもの、それはまさにこの「礼譲」の精神である。

 国難を解決する大義ではなく、原発対策、被災者対策を置き去りにした、自民党政治には戻すな、自民党の出した不信任案には賛成するな、が叫ばれた。賛成すれば除籍され、議員生命と自らの生活基盤を失うことになる。政治家としての使命、被災者救済は二の次なのだろう。

 全く情けない憐れで無能な茶坊主如きが選ばれたものだ。

 あの三島由紀夫が傾倒した「葉隠」がある。

 生きるか、死ぬかの二者択一の時、武士は躊躇なく死を選ぶ。腰抜けで生きるより死を選ぶ事を潔しとした。時代にそぐわぬと言うなかれ。凛として生きる人間の尊厳が大事なのだ。

 立派なのは、賛成票を投じた松木、横粂両議員である。組織に同調せず、利己を捨て、原発対策、被災者たちの救済を選んだ。

 党にとどまり、座して死すより、信念に生きることを選んだ。この良識ある人たちこそ報われるべきであろうか。


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