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民、信なくば立たず [政治経済]

 やっぱり民主党政権の人災だ

 
民主党政権はどうか。地震や津波関連の議連があるとは聞いたことがない。政権交代の目玉として新設した政府の「国家戦略室」が、国家戦略を大きく狂わせることが確実な大地震、大津波への備えを真剣に検討した形跡もない。


 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110508/plc11050812010006-n1.htm

 国家戦略室の初代室長は、菅直人である。右往左往、ここで何をしたのか、何も聞こえてこない。 国家戦略を担う力量はないとみられた。


 「人の心が分からない首相」 言いたい放題の与野党

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110508/stt11050809350001-n1.htm


 経団連会長、首相の手法を強く批判 「パフォーマンスにほかならない」

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110509/biz11050918050031-n1.htm



 公明・山口代表が批判 「政治主導に名を借りた行政権の暴走」

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110510/plc11051012440012-n1.htm

 藤原正彦氏の「国家の品格」とは真逆の位置に「国のかたち」を見る菅直人首相には、軸足を日本から外した、水面下で「国のかたち」を変えようとする陰険さがある。

 国旗国歌反対を唱え、日本人拉致実行犯、死刑囚の辛光洙・シンガンス釈放嘆願に署名し、土肥隆一衆院議員の韓国での日本政府に竹島の領有権主張の中止を求めた問題等を擁護する。

 国賊、土肥隆一氏は、菅政策グループの重鎮で、「菅グループ」と呼ばれる菅首相主宰の「国のかたち研究会」代表だと聞く。

 まさに、この竹島の領有権放棄を求める「日韓共同宣言」は、国是、国益、国のかたちへの反逆であろうか。

 一国の首相、菅直人こそ反日、国賊の本丸なのかもしれない、などと言うのは笑い話にもならない。

 浜岡原発停止を政治主導だと自画自賛し、国民を最大不幸の檻の中に置き去りにする菅政権。

 原発停止による経済停滞、雇用、電力不足、代替えエネルギー政策等をどうするのか。普天間、八ツ場ダムの未だ対案なき迷走の二の舞である。この政権の構想力なき場当たり政策の極みだ。


 国民は、先の国家解体三法案をはじめ、菅直人が水面下で画策する暴挙を見抜かねばならない。国家運営能力のない首相が表舞台に登場したということは、日本と日本国民の不条理な悲劇ではないのか。


 自民党 石破 茂氏は、「菅直人 君、国滅ぼし給うことなかれ」を「文芸春秋 6月特別号」に投稿した。かって麻生前首相も、鳩山首相へのはなむけの言葉として「国を誤らないでください」を贈った。

 亡国の危機を憂い、国を想う熱い心情が伝わる。

 菅直人、”人としてどうか”である。人格が偏向していれば、バランスのいい手を打つことは難しい。原発の安全対策のみに特化し、そこから波及する経済政策、エネルギー政策への対応は全く出来ていない。

 バランスのいい手とは、囲碁将棋で言う、全体の大局をにらんだ攻守にバランスのとれた指し手を言う。厳しい修練と人間力が絞り出す好手である。反面、裏打ちもなく突然場当たりと思いつきで指される手を、ポカ、悪手と言う。


 救国内閣が叫ばれている。菅直人が、石にかじりついてでも現政権に居座り、国民の信も問はず、任期満了まで退陣しなければ、政治の混迷は続き、避難民は置き去りにされ、この激甚災害を超えて日本が立ち上がるのは容易ではないかも知れない。



 米が日本の原発テロ対策に憂慮

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/110508/amr11050816010002-n1.htm

 地震津波対策とともに、菅政権に抜け落ちている危機管理がある。原発テロ対策である。日本には、北朝鮮の工作員が2万人潜入していると聞く。この現実に菅政権は全く無防備だ。米国が憂慮する所以であろうか。



 参考記事 (菅首相の国家スタンス)

 首相「国歌斉唱」疑惑 "否定に躍起も…スタッフ“証言”(MSNサンケイニュース H22、8、23)


  『菅直人首相が平成14年5月31日にラジオ日本の番組「ミッキー安川のずばり勝負」に出演した際、国歌斉唱時に起立しようとせず、君が代も歌わなかったという疑惑が話題となっている。首相自身は「私だけが座っている、斉唱しないという行動をとるはずがない」(3日の衆院予算委員会)と否定に躍起だが首相の旗色はあまりよくない。

 「菅さんは立とうとしなかった。安川さんから『立つだけ立ちなよ』と促され、ようやく立った」

 産経新聞の取材にこう証言したのは、現場を目撃した男性スタッフ(53)だ。男性は番組中、スタジオの首相らの様子を隣のミキサー室から窓越しに見ており、今でもはっきりと記憶している。

 番組では、11年の国旗国歌法成立をきっかけに、冒頭かゲスト登場時に歌手が歌う君が代のテープを流し、全員起立して斉唱する決まりになっていた。

 歌手の声がかぶるため、男性の位置では首相が一緒に歌っていたかどうかは分からなかった。だが、促されるまでは座ったままだったのは事実だろう。また、国歌斉唱時に自ら立とうとしない人物が、素直に歌うものかという疑問もわく。

 「うそだ、うそです!」「証拠を出して」「違う」

 3日の予算委で、自民党の平沢勝栄氏が安川氏から何度も聞いていた「菅さんは君が代は歌いたくないと言っていた」という問題を追及すると、質問の途中から首相は何度もヤジを飛ばしてこれを否定した。

 ラジオ日本には首相の出演当日の番組の音盤は残されておらず、安川氏も今年1月に死去したため、真偽確認は難しい。だが、平沢氏が入手した15年1月31日の番組録音テープによると、安川氏はゲストに次のように語っている。

 「菅さんがこの番組に出たんです。さあ(君が代を)歌えよと言ったら、『えっ、なに、国歌を歌うの。おれ歌いたくねえんだよな』と言って…」

 このエピソードは、作家の佐藤優氏も安川氏から聞いたとして6月5日付の「SANKEI EXPRESS」コラムで紹介している。平沢氏は民主党議員からも「質問は図星だ」と耳打ちされたという。

 首相には、国旗国歌法案採決時に「天皇主権時代の国歌」として反対票を投じた過去もある。今回浮上した問題は、果たして安川氏の記憶違いか、それとも首相が国会でうそをついているのか』


 国家へのスタンスを踏み違えた首相が思い描く日本は、最大不幸、政治の不条理がまかり通る荒寥とした日本でしかあり得ない。 


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