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歴史に残る菅違い [政治、経済]

 3・11大地震 菅首相を超える福島県飯舘村長の指導力

 
「計画的」に動いた村長と比べ、21日に福島入りした菅直人首相は頼りなかった。郡山市で原発周辺からの避難者を慰問したが、反応は冷ややか。「殺風景な男」との感想も聞かれた。有事に「守るぞ」という思いを伝えられなかった首相は「ダラ幹(菅)」そのもの。村長らの志を学んでほしい。


 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110426/lcl11042614350003-n2.htm

 巨大防波堤で死者ゼロ 岩手県普代村 村長の信念と消防士の献身が結実
(ふ)代(だい)村は死者ゼロ、行方不明者1人にとどまった。被害を食い止めたのは、かつて猛反対を受けながらも村長が造った高さ15・5メートルの防潮堤と水門。そして震災当日の消防士の献身的な行動だった。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110426/dst11042620520043-n2.htm

 この村長の揺るぎなき信念が生み出した巨大防波堤こそ歴史に残る大事業だ。

 実行力、決断力なき菅直人が発する口先だけの言動は、ブーメランのごとく自らに返ってくる。震災対応の拙稚さから国民の信を失った菅直人の言動は、彼の言葉通り、歴史に残る大いなる菅違いに違いない。

 P.F.ドラッカーは、「真のリーダーとは、人間のエネルギーとビジョンを想像することが自らの役割であることを知っている」と言う

 菅直人には、人間力も構想力もなく、人を怒鳴り散らし、自らの正当性を自画自賛する芸ぐらいしか見当たらない。 国家観がずれた首相に、国民の心に響く政策を打ち出すのは難しいに違いない。


 2つの猶予期間の終わり 
 
2つのモラトリアム(猶予期間)が終わった。1つは菅直人首相にとって、もう1つは民主党にとって、である。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110425/plc11042505100002-n1.htm


 衆院補選と統一選 民意はやはり首相交代 不戦敗は政権党の責任放棄だ

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110425/stt11042503250002-n1.htm


 日本医師会会長が民主政権批判 「菅降ろし」の憶測も
 
日本医師会(日医)の原中勝征(かつゆき)会長が24日の日医代議員会で「こんな政府でいいのかと大変憤りを感じている」と菅政権の東日本大震災への対応を批判していたことが25日、分かった。もともと、自民党支持だった日医を民主党支持に転換させた原中氏の政権批判は「菅降ろしではないか」との臆測も呼んでいる。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110425/plc11042522550022-n1.htm


 「日本李登輝友の会総会・チャリティーイベント」
 
東日本大震災の被災地の復興、被災者の支援を目的に台湾で行われたチャリティーコンサート会場とインターネットで結んだ中継。「日本、ガンバレ」「新しい日本を創ってください」。台湾側から温かい言葉が届くたびに、日本の会場では、大きな拍手がわき上がった。  3月11日の地震発生以降、台湾で集められた義援金は驚くべきことに、邦貨にして150億円に達する勢い。もちろん諸外国の中ではダントツだ

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/110422/art11042207370001-n2.htm


 台湾立法院長に感謝状 各国最多の140億円義援金 超党派議連

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110421/plc11042113040011-n1.htm


 「謝謝(ありがとう)台湾」 感謝広告の募金に1800万円、ツイッターで広がる 

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110426/dst11042612210018-n1.htm

 
 台湾の人々の多くは、日本の台湾の統治時代を負の遺産ではなく、教育、インフラ等において日本に拠るところが多かったと言う。

 李登輝元総統は、ノーブレス・オブリージュ、英国の貴族たちが持つこのストイックな精神が、日本の武士道と相まみえる精神であると見る。

 誇り高き貴族たちは、有事の時、自ら率先して戦場に赴く愛と勇気を持っていた。それが彼らが背負った義務と誇りであった。

 「武士道解題」を世に問うた李登輝元総統は、”日本精神”と奥の細道や京都をこよなく愛する日本のよき理解者でもある。
 
 李登輝氏は、司馬遼太郎氏や小林よしのり氏ともよく対談されていたが、台湾で最も尊敬される日本人技師、八田興一氏の功績をあげる。

  嘉南平野一帯を潤した 烏山頭ダムを完成した八田夫妻の行動が、「義を重んじ、誠をもって率先垂範、実践躬行する日本的精神が脈々と存在するからだ」という。


 李登輝氏は「水の奇跡を呼んだ男」(日本初の環境型ダムを台湾につくった鳥居信平)の出版に際して、

 「鳥居信平が作った地下ダムが今も役に立っている。実に頭の下がる思いがします。この偉業を語り継ぐ義務が我々にはあるでしょう」と語った。

 これこそがまさに歴史に残る大事業であろう。
 
 私は数年にわたり台湾の工場では、電子工業向け機械のプラント設置で多大のお世話を頂いた。彼らは、中国、韓国の、日本統治時代への糾弾に終始することなく、日本が残した教育、インフラ等の遺産を高く評価した。脈々と流れるその親日観が今回の支援につながったのかも知れない。 感謝!


参考図書

水の奇跡を呼んだ男―日本初の環境型ダムを台湾につくった鳥居信平
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