国家観なき迷走 [政治、経済]
櫻井よしこ 菅首相に申す】国家観も信念もなし
引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101014/plc1010140316003-n1.htm
自民党 山本一太議員が、国会討論で、尖閣問題で進講にきた官僚らに大声をあげ、机を叩いて怒鳴った、という新聞記事について、菅首相に問いただした。
菅首相は、もごもごと(何を言っているのかよくわからない)、およそ問題の核心を外した答弁をし、怒鳴ったことはない、と言った、多分その共同通信の記事は事実無根だとした。
山本一太議員が、ではその記事はガセネタかと聞くと、首相はそうだと答えた。
国家の最高責任者が責任転嫁とは情けない。
もはやここまでである。都合が悪くなれば、記事や質問者を攻撃し逃げまくる、卑劣極りない。記事担当記者の名誉にかけても、共同通信に配信したニュースソースを糺さねばならない。
目に余る日本政府の拙劣な政権運営に比し、チリ政府は奇跡の救出劇を成功させた。
チリ落盤事故で、作業員33人を統率したルイス・ウルスアさんは、チリ大統領から、真のボスだと絶賛された。
マリオ・ゴメスさんは、「救出の瞬間、仲間の署名が入ったチリ国旗を誇らしげに掲げた」という。
奇跡の救出を可能にしたのは厳格な規律であったという。「崩れてくるがれきの除去や地上からの物資の受け取り業務をこなした。決まった時間に読書をし、家族への手紙、一日1時間程度の祈りや運動も欠かさなかった。規律は連帯を高めた。」
地上からの食糧も全員に行き渡るまで食べることをしなかった。 最初のレスキュー隊員が到着すると地下の33人は整列して出迎えた、という。
この規律と礼節を70日間統率したのが、リーダーを買って出たルイス・ウルスアさんだ。
引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101014/amr1010140136001-n1.htm
途中で仲間が二つに割れてケンカになったことがあったという。冷静沈着にルイス・ウルスアさんが取り仕切った。仲間との絆、家族との絆が更に深まった。
リーダーとは、ドラッカーに言わせれば、”付き従うものがいる”ということ。人間の持つ資質であろうか。
それに引き替え、日本の、菅、仙石の閣僚二人には、礼儀も規律もない。国旗国歌に反対し、家族解体をもくろむ。
菅政権に危機管理能力なし、国を背負う覚悟もない。現状分析、期間限定の工程表なし、優先順位不明、日本丸お先真っ暗だ。
民主党政権発足時、菅氏主導の「国家戦略室」なるものを発足させた。いまだ機能せず、国家戦略の実績なきままの大迷走である。日本を背負う資質なき輩達、、速やかに退場願いたい。
Youtube 動画再生 青山繁晴 中国漁民釈放は仙谷の指示
参考書籍
何故かジャズ されどジャズ
尖閣諸島周辺の領海侵犯事件を巡(めぐ)る菅民主党政権の対中外交は、外交史に長く残る汚点である。
どんな国柄の国家を相手にしているのかを、首相は目を開けてしかと見つめなければならない。中国は「偏狭なナショナリズム」と強烈な国家意識の塊の中国共産党の国である。菅直人、仙谷由人両氏のような国家観なき人々の率いる日本とは、あらゆる意味で対極にある。
事件を巡って中国政府の圧力が高まる中、9月22日午後、首相は国連総会出席のために日本を出発したが、その頃までに、首相の苛立ちは激しくなり、周囲を怒鳴り散らしていたという。中国の動きは主権に関(かか)わる重要事であり、首相が標榜する政治主導の真価を発揮すべき戦略的に重要な局面だった。にも拘(かかわ)らず、進講にきた官僚らに大声をあげ、机を叩(たた)いて怒鳴った。官僚らに責任転嫁する前に、指導者として、難問にどう対処するのかを自ら語るべき場面であったろうに。
引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101014/plc1010140316003-n1.htm
自民党 山本一太議員が、国会討論で、尖閣問題で進講にきた官僚らに大声をあげ、机を叩いて怒鳴った、という新聞記事について、菅首相に問いただした。
菅首相は、もごもごと(何を言っているのかよくわからない)、およそ問題の核心を外した答弁をし、怒鳴ったことはない、と言った、多分その共同通信の記事は事実無根だとした。
山本一太議員が、ではその記事はガセネタかと聞くと、首相はそうだと答えた。
国家の最高責任者が責任転嫁とは情けない。
もはやここまでである。都合が悪くなれば、記事や質問者を攻撃し逃げまくる、卑劣極りない。記事担当記者の名誉にかけても、共同通信に配信したニュースソースを糺さねばならない。
目に余る日本政府の拙劣な政権運営に比し、チリ政府は奇跡の救出劇を成功させた。
チリ落盤事故で、作業員33人を統率したルイス・ウルスアさんは、チリ大統領から、真のボスだと絶賛された。
マリオ・ゴメスさんは、「救出の瞬間、仲間の署名が入ったチリ国旗を誇らしげに掲げた」という。
奇跡の救出を可能にしたのは厳格な規律であったという。「崩れてくるがれきの除去や地上からの物資の受け取り業務をこなした。決まった時間に読書をし、家族への手紙、一日1時間程度の祈りや運動も欠かさなかった。規律は連帯を高めた。」
地上からの食糧も全員に行き渡るまで食べることをしなかった。 最初のレスキュー隊員が到着すると地下の33人は整列して出迎えた、という。
この規律と礼節を70日間統率したのが、リーダーを買って出たルイス・ウルスアさんだ。
引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101014/amr1010140136001-n1.htm
途中で仲間が二つに割れてケンカになったことがあったという。冷静沈着にルイス・ウルスアさんが取り仕切った。仲間との絆、家族との絆が更に深まった。
リーダーとは、ドラッカーに言わせれば、”付き従うものがいる”ということ。人間の持つ資質であろうか。
それに引き替え、日本の、菅、仙石の閣僚二人には、礼儀も規律もない。国旗国歌に反対し、家族解体をもくろむ。
菅政権に危機管理能力なし、国を背負う覚悟もない。現状分析、期間限定の工程表なし、優先順位不明、日本丸お先真っ暗だ。
民主党政権発足時、菅氏主導の「国家戦略室」なるものを発足させた。いまだ機能せず、国家戦略の実績なきままの大迷走である。日本を背負う資質なき輩達、、速やかに退場願いたい。
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