菅謝罪談話の禍根

　拓殖大学客員教授・藤岡信勝　日本がハングルを学校で教えた。

　

朝鮮の近代化は、日韓併合後の日本統治によって初めて実現した。日韓併合１００周年に当たっての菅直人首相の謝罪談話を推進した仙谷由人官房長官は８月４日、日本の「植民地支配の過酷さは、言葉を奪い、文化を奪い、韓国の方々に言わせれば土地を奪うという実態もあった」と発言した。あまりの無知に開いた口がふさがらない。ここでは、日本が朝鮮人から「言葉を奪った」という官房長官の妄想についてだけとりあげる。

　

韓国人が使っている文字、ハングルを学校教育に導入して教えたのは、ほかならぬ日本の朝鮮総督府なのである。

　
　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/life/education/100818/edc1008180303000-n1.htm??????????????


　軸足を日本から外した、菅総理、仙石大臣の不見識は、日本国民をなめているとしか言いようがない。国会答弁でも、仙石大臣は「耳をよくかっぽじって聞け」と、ヤクザまがいの言葉を吐いた。低劣極まりない品性だ。


　密室から突然生まれでた「菅談話」、波紋と禍根と補償問題の再燃に、岡田外務大臣は、「何等コメントすることはない」という。これで外務大臣の資格と見識が問われないのはどういうわけか。


　北朝鮮からも異論と補償が突きつけられた。しかしかって、日本が残してきた、当時世界最大級の水力発電所「水豊ダム」や、重化学工業コンビナート群は、今の資産価値で一兆円を超えるとも聞く。
　
　「日韓併合１００年の首相謝罪談話は、このような歴史的事実を無視した虚偽と妄想の上に成り立っている」と藤岡信勝教授は指摘する。

　さらに教授は言う...
　

日韓併合１００年の首相謝罪談話は、このような歴史的事実を無視した虚偽と妄想の上に成り立っている。それは、わが国の先人の苦闘の歴史を冒涜（ぼうとく）するものであると同時に、日本統治下で近代化に努力した朝鮮の人々の奮闘をも侮辱するものであることを忘れてはならない。

　歴史の真実を改ざんすることは出来ない。潔い謝罪は必要であろうが、靖国参拝を避けて通り、謝罪外交を繰り返す愚はもういいかげんに絶ち切り、真の未来志向が何なのかを考えて欲しい。

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