英霊たちの夏に想う [社会]
【日本の面影】ノンフィクション作家・工藤美代子 今夏も靖国神社に参拝なし
引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100721/acd1007210348000-n1.htm
菅総理は、小泉前首相の靖国参拝を批判した。軸足を日本から外し、未だに市民運動の視点からしか問題を見られないリーダーは、なんとも情けない。
靖国参拝をせず、国家の根幹を忘れる最低政権だ。
小泉前首相は、「はからずも命を落とした英霊たちを悼むためにお参りをする」、と言った。これが日本人としての心情であろう。 菅首相の通りいっぺんの批判の魂胆がなんとも浅はかで貧相だ。
英霊たちの魂を悼むこともせず、国に対し敬意を表さない総理は、存続の資格があるのだろうか。
靖国参拝を批判する暇があるなら、批判の向こうにある国家ビジョンを示し、君が代も歌わぬ自らの軸足を糺し、国家戦略の何たるかを胸に手を当て考えてみるべきであろうか。
靖国参拝をせず、市民目線で批判を続けたければ、早々に総理の職を下りることだ。市民であれば何を言おうと何をしようとご勝手に、である。
口先だけのやわな友愛や最小不幸の社会では、世界各国の国益実現に向けた圧倒的なパワーと狡知と覚悟には歯が立たない。
菅首相、鳩山前首相の言葉の軽さへの反省を込めて、この真意によく耳を傾けて欲しい。「もはや大統領でない自身の立場についてクリントン氏は「言いたいことが何でも言えて素晴らしい」、と言った。
アーネストヘミングウエイの短編「キリマンジャロの雪」は冒頭の謎かけから始まる。
「この山の山頂付近の、神の祠と呼ばれる場所に一匹の豹の死骸がある。豹が何故この高所にやってきたのか誰もわからない」
「キリマンジャロの「キリマ(kilima)」はスワヒリ語で「山」、「ンジャロ(njaro)」はチャガ語で「白さ」であり、全体として「白く輝く山」を意味するという」 (Wikipedia引用)
赤道付近直下にもかかわらず美しく輝く巨大な万年雪と氷河が存在する。 この万年雪が、この100年で80%が解けているという。人間の限りない欲望のツケによる地球環境破壊である。
かって、フィデルカストロ議長が、今日出来ることを明日にのばしてはならない、と糾弾したように、もはや一刻の猶予も許されない。
冒頭の謎は、「白く輝く山」を目指しさまよえる人間の挑戦の姿であろうか。家族や国を背負い、はからずも命を落とした英霊たちを悼むのは人としての原点であろう。
今我々が立っていられるのも、英霊たちが背負った家族や国への熱き想いがあったからではなかったのか。
賢い民たちは、この国のかたちを堅持する。国旗、国歌に敬意を評さない左派勢力の幻想に惑わされてはならない。
日高義樹のワシントン・リポート等によれば、オバマ政権の日本叩きが始まったという。中国重視、日本のトヨタ叩きや円高誘導は、アメリカの国益に則ったオバマ戦略だ。
鳩山前首相から続く安全保障問題の軽視(8月の日米合意の先延ばし)は、オバマ大統領の格好の餌食である。
菅政権の国益や国家戦略を外ずしたやわな政権運営では、牙をむいたアメリカの国家戦略には太刀打ちできないのかもしれない。
おまけ
Youtube 緊張の半島情勢と国政選挙に課せられた課題
参考図書
何故かジャズ されどジャズ
多くの戦没者の御魂(みたま)が祀(まつ)られている靖国神社に、この夏も日本の総理は参拝しないという。政治のトップに立つ総理が、日本の神社仏閣に対する尊崇の念もなく、また戦没者を悼む気持ちも持ち合わせていないのだとしたら、平城遷都1300年のお祭り騒ぎもむなしく感じられる。
引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100721/acd1007210348000-n1.htm
菅総理は、小泉前首相の靖国参拝を批判した。軸足を日本から外し、未だに市民運動の視点からしか問題を見られないリーダーは、なんとも情けない。
靖国参拝をせず、国家の根幹を忘れる最低政権だ。
小泉前首相は、「はからずも命を落とした英霊たちを悼むためにお参りをする」、と言った。これが日本人としての心情であろう。 菅首相の通りいっぺんの批判の魂胆がなんとも浅はかで貧相だ。
英霊たちの魂を悼むこともせず、国に対し敬意を表さない総理は、存続の資格があるのだろうか。
靖国参拝を批判する暇があるなら、批判の向こうにある国家ビジョンを示し、君が代も歌わぬ自らの軸足を糺し、国家戦略の何たるかを胸に手を当て考えてみるべきであろうか。
靖国参拝をせず、市民目線で批判を続けたければ、早々に総理の職を下りることだ。市民であれば何を言おうと何をしようとご勝手に、である。
口先だけのやわな友愛や最小不幸の社会では、世界各国の国益実現に向けた圧倒的なパワーと狡知と覚悟には歯が立たない。
地球温暖化などで20年後にはキリマンジャロ山頂の雪は全てなくなると予測する研究が2009年に米国で発表されている。クリントン氏はまだ雪が残っているうちにキリマンジャロに登りたいと話した。
菅首相、鳩山前首相の言葉の軽さへの反省を込めて、この真意によく耳を傾けて欲しい。「もはや大統領でない自身の立場についてクリントン氏は「言いたいことが何でも言えて素晴らしい」、と言った。
アーネストヘミングウエイの短編「キリマンジャロの雪」は冒頭の謎かけから始まる。
「この山の山頂付近の、神の祠と呼ばれる場所に一匹の豹の死骸がある。豹が何故この高所にやってきたのか誰もわからない」
「キリマンジャロの「キリマ(kilima)」はスワヒリ語で「山」、「ンジャロ(njaro)」はチャガ語で「白さ」であり、全体として「白く輝く山」を意味するという」 (Wikipedia引用)
赤道付近直下にもかかわらず美しく輝く巨大な万年雪と氷河が存在する。 この万年雪が、この100年で80%が解けているという。人間の限りない欲望のツケによる地球環境破壊である。
かって、フィデルカストロ議長が、今日出来ることを明日にのばしてはならない、と糾弾したように、もはや一刻の猶予も許されない。
冒頭の謎は、「白く輝く山」を目指しさまよえる人間の挑戦の姿であろうか。家族や国を背負い、はからずも命を落とした英霊たちを悼むのは人としての原点であろう。
今我々が立っていられるのも、英霊たちが背負った家族や国への熱き想いがあったからではなかったのか。
賢い民たちは、この国のかたちを堅持する。国旗、国歌に敬意を評さない左派勢力の幻想に惑わされてはならない。
日高義樹のワシントン・リポート等によれば、オバマ政権の日本叩きが始まったという。中国重視、日本のトヨタ叩きや円高誘導は、アメリカの国益に則ったオバマ戦略だ。
鳩山前首相から続く安全保障問題の軽視(8月の日米合意の先延ばし)は、オバマ大統領の格好の餌食である。
菅政権の国益や国家戦略を外ずしたやわな政権運営では、牙をむいたアメリカの国家戦略には太刀打ちできないのかもしれない。
おまけ
Youtube 緊張の半島情勢と国政選挙に課せられた課題
参考図書
アメリカの日本潰しが始まった | |
日高義樹 おすすめ平均 今の、アメリカの政治と経済の実情を知る。 オバマは大の日本嫌いで、国内の失策を日本たたきで乗り切ろうとしてる。 一読の価値あり。 的を得た、冷静な解説。過激なオバマ批判。このブレンドが新鮮。 「オバマの大統領選挙資金源を知ることが重要。」 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
王道の日本、覇道の中国、火道の米国 | |
青山 繁晴 おすすめ平均 解釈が難しいが、良い本だと思います 日本の王道は世界を天道へ導く 王道を往く日本とは 新しい日本 まずは問題意識を持つことから。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
何故かジャズ されどジャズ
朝日のようにさわやかに | |
ジュニア・マンス Junior Mance コロムビアミュージックエンタテインメント 2009-05-20 売り上げランキング : 299517 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2010-07-22 00:12
nice!(197)
トラックバック(0)