バイリンガル/大初の生命記憶 [社会]
胎児に2言語聞かせるとバイリンガルになりやすい?加研究
母親の胎内にいる間に2つの言語が話されている環境で過ごすと、赤ちゃんはバイリンガルになりやすいとの研究結果が、心理学専門誌「サイコロジカル・サイエンス(Psychological Science)」に今週掲載された
引用記事全文
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2696688/5344540
「胎児の世界」 三木成夫氏によれば、
30億年も前、人類の原初の生命体は、海から陸へ上陸する前の渚で暮らした太古の生命記憶を持つという。
母の胎内で聞く羊水の音の記憶は、まさにこの渚のざわめきだという。
母親の胎内で赤ちゃんを育む羊水は、ミネラルバランスから見るとその組成は太古の海水とよく似ているといわれる。
「この地球上の生命が誕生したのは、30億年以上も前の海の中からである。生命が陸に上陸する前に、渚に暮らしていた時代に、生命体に月のリズムが刻まれた」のだという。
潮の満干は、人間の生命、特に母体とは密接に関係しているらしい。もうひとつ受け継ぐのが、体内時計である。生命の成長と老化を司るこの時計は、一日24時間の体外時計に比べ、25時間である。この1時間がまた宇宙の神秘を秘める。
以前この体内時計の記事を投稿しているが、再度改めて投稿したい。
母親の胎内で胎児は、十月十日、絶え間なく響く血潮のざわめき、あの海の潮騒を聞いて育つ。そしてまさにこの時に、母国語以外の外国語を聞いているとあのバイリンガルが育つ可能性が高いという。
「生まれてまだ目もあかない赤ん坊が、何かを思い出したようにニッコリ笑ったりするのを、わたしたちはいつも見ている。それはほかでもない、母の胎内で見残したそのような夢の名残りを、実際見ているのだ」という。
「母の胎内で見残した夢の名残を見ている」という、厳粛な生命誕生の遥かな記憶と神秘の物語である。
(胎児の世界 三木 成夫 著 より抜粋)
参考図書
胎児の世界―人類の生命記憶 (中公新書 (691)) | |
おすすめ平均 似非科学 胎児は何を考えているのか 起源に想いを馳せてみる? これが「生命誌」という分野の”はしり”だったのかも知れない 生命の神秘に関する壮大な物語 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
体内時計の神秘を解き明かす
生体リズム健康法 (文春新書) | |
文藝春秋 2002-06 売り上げランキング : 511287 おすすめ平均 生活全般を網羅した健康法の王道。オーソドックスで少々退屈ではあるが。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
あなたに奇跡を起こす笑顔の魔法―心から笑えなくても大丈夫 | |
青春出版社 2006-02 売り上げランキング : 75145 おすすめ平均 読みやすくて すばらしき、『笑顔』と『ありがとう』の効果 とても気が楽になりました。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
生命の記憶―海と胎児の世界 PHP研究所 1997-03 売り上げランキング : 442079 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
何故かジャズ されどジャズ
ザ・ララバイ | |
ケニー・ドリュー・トリオ おすすめ平均 Mainstream Jazz 目が覚めるような・・・ Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2010-02-20 21:07
nice!(149)
コメント(25)
トラックバック(0)
成程、しかし、副作用の可能性はないのでしょうか。
例えば外国語の方が多過ぎると、母国語がおろそかになるとかですね…。
by えがみ (2010-02-20 22:48)
音楽を聴かせるとよいというのもありましたね。
我々には記憶は無くても母の体内に10ヶ月もいるのですから、いろいろなことを体験しているのでしょうね。
by nyankome (2010-02-20 22:57)
バイリンガルの可能性~聞いたことがあります^^
母国語方式で、胎教から~って、友達がやってました。
体内時計の1時間の神秘…とても、興味深いです♪
by abika (2010-02-21 01:03)
わかるような気がします。
胎教という言葉がありますが、”母教””父教”が先の気もします。
by 斗夢 (2010-02-21 06:18)
実験チャンスはないようです。(^。^)
by SilverMac (2010-02-21 07:16)
生命の不思議を思うと『神』、あるいは『仏』…万物の創造主といえば良いのでしょうか、自然の偉大さを感じずにはいられません。
ボーイスカウト運動は特定の宗教を推奨している訳ではありませんが、スカウト達が、この自然の偉大さを体感し、その経験を通じて自身の宗教心に目覚めることを、促しています。
by 駅員3 (2010-02-21 08:56)
お腹にいる時にお母さんが声を出しながら、小学生の問題を解くとIQの高い子が生まれるとTVでやってましたねぇ~・・・
チャンスがあれば試してみようかな・・・
by janvierm (2010-02-21 12:25)
人間の脳というのはすごいですね。
友人の子どもがスウェーデン人とのハーフで、生まれた直後から母親は日本語で、父親はスウェーデン語で話しかけ、両親の会話は英語という環境で育ちましたが、言葉は、一般的な日本人の子どもより遅かったです。でも、3歳くらいから、3ヵ国語を使い分けられるようになってましたね〜
by cjlewis (2010-02-21 13:25)
こんにちは^^
これはあくまで、なりやすい、のであって「なる」のではないから
答えはあって無きが如し?^^
実はわたくしの長男はイギリスで生まれ胎内は勿論イギリス。
後にアメリカに転勤したときひそかに期待しました。
ですが、日本語も英語も堪能だったのは結局全く無関係な
次男のほうでした。
by mimimomo (2010-02-21 13:27)
こんにちは、お久しぶりです、私には何とも言えませんが
真偽は別として、面白く、たいへんさんこうになりました。
by 吉之輔 (2010-02-21 13:48)
命って不思議ですね。私達も地球、太陽系、銀河系の一部なのですから、それらに密接な存在であり、それらに影響されるのは当然だと思います。
羊水は太古の海・・・。確かに穏やかな波の音って、とっても落ち着きますよね。 ^^
バイリンガル、残念、娘には間に合いませんでした(笑)
by moz (2010-02-21 15:01)
残念ながら、否定派です。もう試してみるチャンスないし。
言葉だけに限るんでしょうかね。
by okko (2010-02-21 15:32)
こんにちは。
胎教ってあるんですね〜〜(*^_^*)
by yakko (2010-02-21 15:32)
こんにちは・・・
胎教の必要性は昔から語られていますね。
by あら!みてたのね (2010-02-21 16:24)
言葉だけではなく、妊娠3ヶ月くらいから既に母体を通して、
外からの知識を吸収しながら発育が始まっているそうです。
何事もそうですが、だからと言って全ての子が外語に堪能になる事はありませんね。
私の元妻の両親がドクターで、義母は産婦人科医です。
by tateichi_m (2010-02-21 17:59)
何カ国語も操る人もいらっしゃいますネ^^
脳の可能性は果てしないのでしょうネ。
今後の研究成果が楽しみです。
by つなみ (2010-02-21 19:22)
なるほど、なるほど・・・と思いながら今、育てています。
生まれて80日なのに、顔をよく見て声を出して話しかけてきます。
by せつこ (2010-02-21 21:07)
「胎児の世界」は、大好きな本です。
赤ちゃんは胎内で、海の生き物から両生類、爬虫類、そして人間へと、生物の進化をひととおり体現してから生まれてくる。その顔の写真を見て、とても感動しました。
by palette (2010-02-21 22:39)
そんな事って、あるんですねぇ・・・。
もう一回お腹の中に戻って、
中国語を聞きたい・・・(><)b
by 淳司 (2010-02-21 23:02)
人間の可能性って、本当は無限大なのでしょうね。
その可能性を知らず知らずのうちに減らしながら
生きているような気がします。
by ひまわり (2010-02-21 23:21)
こんばんは、
来訪ありがとうございます。(^▽^)/
遅かった。(笑)
☆
by じぃじぃ (2010-02-22 01:19)
胎児のいる世界とは、どんな感じなのでしょう?
神秘的で、不思議です。面白いですね!
by qooo (2010-02-22 04:59)
お腹に赤ちゃんがいる間の母親の
情緒の安定も関係するみたいですね。
by pandan (2010-02-22 06:34)
コメントありがとうございました。
また頑張りますのでよろしくお願いします。
by ほりけん (2010-02-22 10:18)
胎児のお話は思い当たることがります。
大した話ではありませんが、胎教にと
クラシック音楽をずっと流していましたが、
学生時代から音楽をやり始め、
市民楽団に入るほど好きでしたね。
二人共です。面白いなと思っていました。
by ミモザ (2010-02-22 18:30)