白洲次郎が貫いたもの [政治、経済]
ヤジロベーという玩具がある。何故かあのドラゴンボールには、ヤジロベーゆかりの風来坊剣士が登場する。
「ヤジロベエ(弥次郎兵衛、ヤジロベーとも)とは、日本の伝統的な玩具。人の形をしていて、胴の先が細くなっており、左右に伸びた手の先についている重りでバランスをとる。釣合人形ともいう。英語では balance toy と呼ばれる。 ヤジロベエ全体の重心が支点(=地面との設置点)よりも下にあるため、ヤジロベエは安定的に立つことができる。安定性は重心と支点の距離が離れるほど増し、逆に重心と支点が一致すると安定限界となり、ヤジロベエは立てなくなる」 (Wikipedia 引用)
身体は前後左右に揺れても軸足はぶれず、バランスを保つ。
左右の重りの位置が、支点が立っているグランド(地面)より下にある。これがバランスの要である。
よく頭を空にして重心を下げる、という。頭に血がのぼれば冷静さを欠く。
軸足の立つ地面が、世間の常識であれば、更にこれより下にある深いものが、原則(プリンシプル)であろうか。
マッカーサーを叱った日本人、として、誇り高き白州次郎が貫いたものが「原則」であった。
白州次郎は、「プリンシプルなき日本」と嘆いた。今、日本の政治はどうなっているのだろうか。原則どころか、軸足までぶれている。
不毛な政争をやめ、日本、国際社会という大きなグランドに立ち、原則を貫けないものだろうか。
「ニワトリは、軸足ではなく、頭の位置が動かない。鶏は身体が動いても頭の位置を固定する能力に長けている」という。
解説は英語だが、”Principle"と言っている。鶏ですら、頭に「原則」を持っている。マスコミを含めて、軸足が狂った何でも反対勢力者たちは、これを見てどう思うのだろうか。
Youtube おもしろ動画
参考図書
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2009-03-13 10:38
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コメント(7)
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こんにちは^^
テレビも見なかったし、この方については全然知らないです。
少し勉強しないとね・・・
今度読んでみます。
by mimimomo (2009-03-13 14:54)
拙ブログにお越し下さり、本当にありがとうございました。
白洲夫妻のことは大好きで(特に正子さん)著書もいくつか読んでいます。
けれども、次郎さんについては、まだまだミステリアスな部分も多くて…「ラスプーチン」なる称号も貰われていたそうで、風当たりもかなりのものだったことと。
でも、今の日本には、リーダーがいないから…。
現在、白洲次郎氏が再評価されているのも、リーダーの出現を皆が望んでいるからなのでしょうね。
ドラマは観てます…伊勢谷さんの大ファンなので(笑)。
by Roseblanche (2009-03-13 15:58)
NHKのドラマ、見ています。
日本にもこんな人がいたとは・・・( ・_・;)
by yakko (2009-03-13 17:08)
日本のリーダーには、プリンシプルが完全に欠如していますね。
by SilverMac (2009-03-13 21:12)
軸を残しながら
上手くやっていけそうな方に
この国の代表になってもらいたいけれど…
…今はどうなのでしょう。
by 香雪蘭 (2009-03-13 21:30)
いつから日本はこんなに傾いてしまったんでしょうかね・・・・
by janvierm (2009-03-14 12:10)
軽井沢にいくと、この方の昔話をよく聞きます。晩年はゴルフコースの支配人か何かをされていたとか・・・
by STEALTH (2009-03-14 20:49)