美の美学 [社会]
ミスユニバース世界大会で、2006年第2位の知花くららさん、
2007年世界一の森理世さんを育てたフランス人の日本代表
ディレクター、イネス・リグロンさんは、
『日本女性は、内にサムライの心を秘めている。
女性の美のエッセンスは、Happiness(幸福感)、softness
(柔和), ambition(向上心), love(愛情)、そしてintelligence
(知性)である。
そして何よりも、女性を魅力的にするのは「自信に満ち溢れる」
ということである』、とも言う。
サムライの心が、思慮深き内面からあふれる美を磨き上げる
のだろうか。
サムライと言えば、武士である。かっては、「武士であること」
が、誇りと寛容の精神を身につけていることであった。
司馬遼太郎は、「峠」の主人公、越後長岡藩家老、河井
継之助の生きざまに、藩を守るべく北越戦争を戦い抜いて
無念に散ったサムライの散り際の美学を見事に描いて魅せた。
戊辰戦争で、幕府にも、官軍にも加担せず、武装中立を
選択しながら、北越戦争を戦わざるを得なかったサムライ
の「義」と「誇り」 の終焉である。
誇り、とは強さである。今、時代は、強さを嫌う。
すべて平等、自由で、格差も、戦いも拒否する社会に、
明日の進歩があるのだろうか。
かって、鉄の女宰相と言われた、マーガレットサッチャー
は言った。
「私たちは後戻りをしてはならない。立ち止まった姿を世界
に晒すことも許されない。そう、前に進んだときにこそ未来が
約束されるのだ」
森 理世さん、森家の女性は代々「忍耐」と書かれたプレート
を受け継ぎ、忍耐、努力、根性の三つを精神の源泉とする、と
言う。(Wikipedia 参照)
ミスユニバースを戦う彼女たちが持つ、「サムライの心」とは、
他者、自分以外のものも背負って戦う強さではなかったか。
読書(参考書籍)
音楽(何故かジャズ されどジャズ)
2007年世界一の森理世さんを育てたフランス人の日本代表
ディレクター、イネス・リグロンさんは、
『日本女性は、内にサムライの心を秘めている。
女性の美のエッセンスは、Happiness(幸福感)、softness
(柔和), ambition(向上心), love(愛情)、そしてintelligence
(知性)である。
そして何よりも、女性を魅力的にするのは「自信に満ち溢れる」
ということである』、とも言う。
サムライの心が、思慮深き内面からあふれる美を磨き上げる
のだろうか。
サムライと言えば、武士である。かっては、「武士であること」
が、誇りと寛容の精神を身につけていることであった。
司馬遼太郎は、「峠」の主人公、越後長岡藩家老、河井
継之助の生きざまに、藩を守るべく北越戦争を戦い抜いて
無念に散ったサムライの散り際の美学を見事に描いて魅せた。
戊辰戦争で、幕府にも、官軍にも加担せず、武装中立を
選択しながら、北越戦争を戦わざるを得なかったサムライ
の「義」と「誇り」 の終焉である。
誇り、とは強さである。今、時代は、強さを嫌う。
すべて平等、自由で、格差も、戦いも拒否する社会に、
明日の進歩があるのだろうか。
かって、鉄の女宰相と言われた、マーガレットサッチャー
は言った。
「私たちは後戻りをしてはならない。立ち止まった姿を世界
に晒すことも許されない。そう、前に進んだときにこそ未来が
約束されるのだ」
森 理世さん、森家の女性は代々「忍耐」と書かれたプレート
を受け継ぎ、忍耐、努力、根性の三つを精神の源泉とする、と
言う。(Wikipedia 参照)
ミスユニバースを戦う彼女たちが持つ、「サムライの心」とは、
他者、自分以外のものも背負って戦う強さではなかったか。
読書(参考書籍)
峠 (上巻) (新潮文庫) | |
司馬 遼太郎 おすすめ平均 10代の人に読んで欲しい本!! 生き方を考えさせられる本 方谷との出会い 「志」ある人生が放つ美 筋を貫いた河井継之助の生き様に感服 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
峠 (下巻) (新潮文庫) | |
司馬 遼太郎 おすすめ平均 知らない史実、圧倒的な筆力 すべての矛盾において人は・・・ 悔し涙 やはり戦うべきだったのか 見方が変われば Amazonで詳しく見る by G-Tools |
音楽(何故かジャズ されどジャズ)
GOLD JAZZ SELECTIONS | |
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こんにちは^^
『日本女性は、内にサムライの心を秘めている』・・・ちょっと考えました。
確かに数えるほどはいらっしゃるかも。
しかし概ね戦前までではないかしら、と思いましたがいかがでしょう。
司馬遼太郎の『峠』読んでません。ちょっと図書館でかじって見ます。
by mimimomo (2008-10-01 12:35)
こんにちは。ご訪問頂きありがとうございました。
ミスユニバースに関してはよく判りませんが、少なくとも
「侍の心」って言われると、今後の日本の選抜方法も
考えなければいけませんね?ただ、それって、日本への
偏見もあるような気もしますが・・・。
by Cyoroshi (2008-10-01 13:09)
【平等、自由で、格差も、戦いも拒否する社会】聞こえは良いですが、そこには【責任】という言葉が重くのしかかることを我々は忘れがちですね;;;
by janvierm (2008-10-01 14:04)
世間の常識での「Something」成らずとも、自分で「Something」と思える生き方をしたいですね。
by SilverMac (2008-10-01 14:12)
女と靴下は強くなる・・・
女性が社会に進出・・・私は車に乗れた事かなと
自信がついて、今では男子以上に侍かも~
by 侘び助 (2008-10-01 14:13)
森理世さんを見たとき「美」の基準が変わったのかなと
思いましたが、内面の美しさだったんですね。
「内にサムライの心を秘めている」は難しいです・・・
by yakko (2008-10-01 14:49)
美徳って教えられたものが、最近、変わってきてますね。
難しいことはわかりませんが、失われつつあると感じます。
容姿だけではなくうちに秘めた美しさを評価されたことは
素敵ですね。(きれいな方ですよ)
笑顔が素敵で目標を持って生きている方は、
みんな輝いていて綺麗ですね。
by k-sakamama (2008-10-01 15:54)
>「サムライの心」・・・男女を問わず内に秘めてるのもなんですね。^^
日本女性は・・に例えられるような5つの美を持ちたいものです。
今からでは無理か?(笑)
武士道とか、美とか聞くと、三島由紀夫を思い出します。
自死を持って完成させた、彼独特の美学に惹かれます。
by 風子 (2008-10-01 15:55)
『日本女性は、内にサムライの心を秘めている。・・・・・
いつも共感を得る良いお話有り難う。
良い意味での侍の心を、今の政治屋さんに一片でも
持って頂ければ良いにですがね。
by 吉之輔 (2008-10-01 19:33)
司馬遼太郎さんは好きで、幕末あたりのものは結構読んでいますが、『峠』は読んでません。女性に限らず、信じる道を見つけ突き進むことこそ人生と言った方もいたけれど、侍の持つイメージは正にそれです。
平和ボケした民族よりも、渦中の人間の方が貫く力も強そうな・・・・
しかし、そんな中でも凛とした方、いらっしゃいますね。
by ゆき (2008-10-01 20:13)
『サムライのこころ』『凛とした女性』この意味をどのようにして
未来を背負う者たちに伝えたら良いのでしょう?
そう悩む私たち世代でも・・・ピンと来る方は少ないでしょうね。
身近に、お手本と成りえる方を探す事も簡単ではありません。
しかしながら、少しでも自分の中で模索出来る人間に
私も娘も成りたいです。
by 甘党大王 (2008-10-02 11:41)
サッチャーの好きな名言の一つに
「金持ちを無理やり貧乏人にしても、貧乏人が金持ちになれるわけではない!」と言うのがあります。
「強いものを無理やり弱くしても、弱いものが強くなるわけではない」
「賢者を無理やり愚か者にしても、愚か者が利口になるわけではない」
「健康な人を無理やり病気にしても、病人が健康になるわけではない」
何でもかんでも優しくすりゃ、助ければいいってもんじゃない。
今、社会格差の是正や平等!の大義名分の元に蔓延りつつある似非インテリ、似非人道主義者に言ってやらないといかんですね。
by STEALTH (2008-10-03 20:10)